大学受験に挑む高校生の多くが考えるこの問題
「日本史と世界史、どっちを選択するのがいいんだろう?」
先生は、「自分で決めなさい」と言っているけど、決められないよ~~
長く勉強することなので、迷いますよね。
この記事では、「大学受験で、日本史と世界史のどちらを選択すべきなのか」についてまとめています。
ぜひ最後まで読んでみてください!
前提:不利になることはない!
日本史を選択したため、受験できない
世界史を選択したため、受験できない
といったことは基本的にないです。
例えば、青学の文学部日本文学科 個別A方式
【国語】国語総合・古典B(150)【地歴】世B・日Bから1(100)【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(100)3教科(350点満点)
日本文学科だからといって、日本史じゃないとダメ!ということではないようです。
世界史でも受験できます。
そのため、どちらを選んでも不利になることはない と知っておいてください。
日本史のメリット デメリット
日本史のメリットは、もうすでに勉強してきているということです。
おおまかな流れを抑えてあるので、勉強しやすいです。
逆に、デメリットは、深く聞かれるということです。
特に、文化史をよく聞かれます。
問「この仏像はなんですか」
受験生「手が三本あるから、えっと、、、」
といった感じです。結構大変ですよね。
さらに、レベルの高い学校だと、漢字を書かされるということもあります。
世界史のメリット デメリット
世界史のメリットは、浅い勉強でいいということです。
各国の歴史を少しずつ勉強していくような感じです。
デメリットは、時代感が必要なことです。
14世紀といえば、ヨーロッパではペストが大流行、中東では、オスマン帝国が興隆、、
といったような様々な地域を時代で見なければなりません。
これが難しく、苦戦する受験生が多いです。
じゃあ、なにで選べばいいの?
「メリット、デメリットは分かったけど、自分にどっちがあっているか分かんないよ~」
という方は、自分の高校のカリキュラムを確認してみてください。
実は、学校によって、世界史は3年間、日本史は2年間というように偏りがあります。
この場合で、日本史を選択すると、範囲が終わるのが受験直前!!なんてこともあり得ます。
学校で多く習っている科目を選択するほうが、有利なのです。
きちんとカリキュラムを確認しましょう!!
それでも決められない場合は世界史!
色々分かったけど、自分の高校は偏りないし、決められないよ~
という場合は、世界史をおススメします。
これは、私が大学に行って気が付いたのですが、世界史の知識が超重要なのです!!
どの学問であっても、ヨーロッパ発祥のことが多いので、「ルソーは、、」とか「デカルトは、、」などが出てきます。
他にも、「まるで19Cのドイツですね」というように、まるで一般常識のように出てくるのです!!
このグローバル化の社会において、世界史の知識は非常に重要なのです。
世界史を選択すれば、宗教戦争や、各地の特色などをたくさん学べます。
現代史とつながることも多いのです。
そのため、本当に迷っているなら、世界史をおススメします!!
まとめ
日本史は、「時代の流れを意識して、深く」
世界史は、「横の広がりを意識して浅く」
自分の高校のカリキュラムを比較
本当に迷ったら、世界史!!
いかがだったでしょうか?
ちなみに、私は世界史を選択して、全く後悔していません!!
どちらを選択しても、おススメの参考書は「実況中継」です。
音声CDや、小さなまとめ本がついてきて、勉強しやすいです。
授業を聞き逃してしまっても、これを読めば流れを把握できます!