「カフェで勉強するなんてマナー違反だ!」
「カフェは勉強するところではない!」
意見をよく見かけます。
実際はどうなんでしょうか。
この記事では、「カフェで勉強ってしてはいけないの?」ということについてしっかり考えて行きたいと思います。
カフェ勉強の結論
結論は アリ だと思います。
理由は、カフェというのは飲食物とともに、心地よい場所を提供している場所だから。
カフェが提供するもの
最初に、カフェの値段を見ていきましょう。比較のためにすべて一番小さいコーヒーの値段を出しています。全て税込み。
値段 | 商品名 | |
スターバックス | 290 | ドリップコーヒー ショートサイズ |
ドトール | 224 | ブレンドコーヒー S |
サンマルク | 216 | ブレンドコーヒー S |
タリーズ | 334 | カフェアメリカ―ノ S |
値段に対して、カフェのコーヒーの原価率は10%前後と言われています。
高いのか安いのかよく分かりませんよね。
一般的な飲食店の原価は30%程度と言われれば少しイメージがでてきますね。
次に、比較のためにコンビニのコーヒーの原価率を見ていきたいと思います。
これはおおよそ、45%前後と言われています。
そしてコンビニのコーヒーは100円です。
だんだんイメージついてきまいた。
やっぱりカフェのコーヒーは高い。
しかしコンビニはセルフサービスであり、使い捨て容器であるのに比べて、カフェにはサービスや皿洗いなどの経費がかかってくるのは事実です。
カフェの値段には他になにが含まれているのでしょうか。
カフェが高いのは、場所代なのではないでしょうか。
カフェは飲食物のほかに、席や机、コンセントや空調、おだやかな空間を貸してくれます。
これこそカフェが高い理由です。
みなさんがカフェに行く理由も場所が欲しいということが大きいのではないでしょうか。
人と話す場所が欲しい、座って休憩したい、少し作業をしたい、時間をつぶしたいなどなど。
カフェが飲食物と心地のいい場所を提供していると考えると、
「勉強に使ったっていい」
という結論に至ります。
裏を返すと、勉強であろうとなかろうと、常識を超える時間利用するのは迷惑と言えます。
そして1つ注意を加えると、飲食物を提供する場所なので、消しカスなどには気を使わなければなりません。
迷惑派の主張
①勉強する人は長時間利用するから
そういう傾向はありますが、勉強=長時間と決めつけて論じるのはナンセンスです。勉強であろうとなかろうと長時間利用が迷惑になるということです。
②勉強する場所ではないから
カフェの存在意義を考えるべきです。他にも本を読んでいたり、パソコンを操作していたり、スマホを見ていたり。カフェは飲食物とともに場所を提供するお店です。人に迷惑をかけない常識の範囲なら、自由なことをしてもよいでしょう。
私の主張を改めてまとめると、
常識的な時間内で、マナーを守れば、カフェで勉強してもよい。
です。立場はどちらにしろ、一度こういうことを深く考えてみるのは面白いのでやってみてください。