こんにちは、あおです。
前回、アカウントの価値と自分の価値が結びついてしまうと
アカウントの成績に振り回されてしまうよ
だから、アカウントと関係ないところにいって、少し休もうよ
というお話をしました。
これも大事なのですが、もっと根本的に向き合うことが必要です。
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そもそもなぜ、アカウントの価値と自分の価値が紐づいてしまうのか
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それは
自分の価値を見出せないから、結果の出やすいSNSで価値を出そうとするからです。
自分に空いている穴を、フォロワー数で、収益で、本の発行部数で
一生懸命に埋めているのです。
「ほら、10万人フォロワーもいる私はすごいでしょ?」
「100万円稼いでいる俺って一人前だよな?」
気持ちはわかります。痛いほどわかる。
でもじゃあ
『10万人切ったら、すごくないの?』
『100万円稼げなくなったらどうするの?』
本人もわかっているんです。
100万円稼いですごい!と言っていることは
100万円いかないとすごくないと言っているようなものだと。
だから、怖いんです。
フォロワー数が落ちるのが、収益が落ちるのが、
自分が一番よくわかっています。
だからもっと高みを目指すんですよね。
100万円を200万円にしよう!
500万円にしよう!
…じゃあ今度は1000万円だ!
どんどん難しくなります。
まあ数百万円ぐらいまでは目指せても、数千万にするのって超難しいんですよ。できても数ヶ月ですね。
ああ、じゃあ、もう自分に価値がなくなる。
怖い、どうしよう。
でも今まで振り返らずに頑張ってきたから、振り返り方をしらない。
稼げない自分を否定してきたから、戻れない。
ああ、ああ、
仕事をしよう。
…….
なんてループですよね。
私自身、このループに3年ほどいました。
最高で月2000万円ぐらい稼ぎましたが、維持できませんでした。
無理無理、全然無理。
2000万円も100万円も、異常な数字だから
一時的だと最初からわかっていればいいのに。
しがみついて苦しくなっていました。
で、どうしたか
まず、落ちていく売上を諦めました。だってもう無理だもんな〜と開き直り。
でも全然開き直れてもいませんでした。
SNSで発信するのも怖かったし、恥ずかしくてオフ会にも行けなかった。
そのとき最初に出会ったのがヒトデさんのコーチング。
ヒトデさんはブロガーでFIREしたあとコーチングを始めていて、ちょうど𝕏で募集していました。特に稼いだ後どうしていいかわからない人向けに。
正直、コーチングとかよくわかっていなくて、どうにかなるとは思っていませんでした。
でも稼いだ後の発信者ってなにしているか気になったんですよね。
なので普通に興味あるな〜ぐらいで応募しました。
そしたら
- そもそも仕事は得意でやりたいことをやるべき
- 仕事とお金稼ぎは別である
と教えてくれました。
『ほ、ほう!?今までやりたいかどうかを考えたことがなかった。
仕事というのはやりたくないことに対する価値をお金で埋めているのだと思っていた。』
と気がつくわけです。
そして、そこから
『お金を稼いでいないと不安になる
自分の価値がわからなくなるし、みんなからも求められないと思うから』
『お金を稼いでいない自分になんて価値がないと思う』
という発言が自分からでました。
多分ずっと思っていたことだけど、きちんと言語化したことはなかった言葉です。
すると
「なんでですか?あおさんはお金を稼いでいない人に対して、価値がないと思うんですか?」と聞かれました。
『え、いや。他人には思わないと思います。自分にだけですね。でも、なんで稼いでいないと価値がないと思うんだろう。』
なんて対話を繰り返し
『あれ、私そもそも自分に価値がないと思っているから、お金で埋めようとしている!?』
なんて気がついてきました。
これそもそも認知が歪んでいるんですよね。
あと自己肯定感もない。
『え、人間として成熟していない!?』
『勘違いしている赤ちゃんがお金稼いで困っちゃっているだけ!?』
なんて自分に気がつくのです。
で、コーチング以前にカウンセリングが必要だとわかりました。
コーチングがゼロをイチにしていくのに対して、カウンセリングはマイナスをゼロにしていくもの。
私そもそもマイナスだったんです笑
そこからカウンセリングを受けまくりました。ここは圧倒的行動力でしたね。
ココナラで3件、対面で1件、オンラインで3件ぐらい受けましたかね。コーチング含めると100万円ぐらい使ったんじゃないでしょうか。
ちなみにカウンセリングはお高めです。
ヒアリングっぽいものだと5000〜/h
セッション(深く話したり過去に遡ったりするもの)だと1.5万円〜/h
じゃないでしょうか。
でも必要だと思ったんですよね。
いくつか受けていくうちに、雰囲気の違いを受け取って選んでいきました。
- とにかく話を聞いてくれるもの
- 対話を通して根底の価値観に気付かせてくれるもの
(永遠にどうしてですか?と聞かれます) - 過去の傷ついたシーンに戻って自分を慰めるもの
などですね。
一番最後のものに月1でお願いして、残りは気分に合わせて使っています。
過去に戻るの面白いですよ。最初意味がわからなかったんですが
目を瞑って落ちついて、過去のシーンを思い浮かべてみると
意外とスッと思い浮かぶシーンがあるんです。
例えば、私だったら、小学生の時は母に
『もし、お母さんとお父さんが離婚するようなことがあれば、お父さんについていくんだよ。お母さんにはお金がなくて育ててあげられないから。』
と言われたこと。
言われた記憶は残っているな〜程度だったんですが、母との思い出を遡ってみたらこのシーンがすぐにでてきたんですよね。
で、これを言われた小さい自分に、今の自分が声をかけるんです。
〜〜〜〜
今のあお『どうして泣いているの?』
過去のあお「お母さんが離婚したら、私とは過ごさないからお父さんのところに行けって言ったの。もうお母さんは私のことが好きじゃないんだ」
今のあお『そっか、あおちゃんはそう言われて好かれていないと思ったんだね』
過去のあお「うん、でもお母さんは私のこと本当は大好きなんだよ。だから本当はこんなこと言いたくないんだよ。でもお金がないから、言わなきゃいけなかったんだ。お金がないと大好きなものを手放さなきゃ行けないんだ。」
今のあお『そっか、お金がないと大事なものを手放さなきゃいけないと思ったんだね。今のあおは一生懸命お金を稼いでいるよ。大事なものを守りたかったんだね。』
〜〜〜〜
この対話と通して(本当はもっと長くて2時間ぐらいかかります。)
→お金がないと大事なものを守れない
→弱くて価値のない人間になる
→お金を稼がなきゃいかない
と認知が歪んでいることに気が付きます。
切ないですよね。傷ついた経験によって認知が歪むんです。
コンプレックスが強いほど稼げるというのは、これが理由ですね。
コンプレックスが強いというのは、なにかに傷付いて認知が歪んでいるということだからです。
だから認知の歪みを正していかないといけない。
そのためにカウンセリングを受けるわけです。
他にもこんな歪みに気がつきました
- すべては自分せいである
- 自分の意見は人に合わせるべきだ
- 自分が主張しても人は変わらない
などなど。半年ちょっと受けているだけでもこの歪みなので、もっと出てきそうです笑
そして正せば正すほど、根本的な歪みがでてくるそうです。
おそろしい…
でもなんか楽しみなんですよね。だって歪みをとったらもっと素敵な自分になれるわけじゃないですか。
こんなこと書けるなんて、いい方向に変わってきたなと思います。
だからカウンセリングってなかなか怪しいんですけど
自分と向き合うために大事なんです。
意外とみんな認知って歪んでいるので。
今日は殴り書きになっちゃいましたが
書きながら泣きそうになっていたので、
まだ傷は癒えていないのかも?なんて思ったり。
感想ぜひコメントもらえると嬉しいです!
寒くなってきているので、みなさん暖かくして休んでくださいね。
どうぞご自愛を。
あお